WordPressのGutenbergエディタで記事を書いた後、「どうやって公開するの?」と迷ったことはありませんか。
記事作成には「下書き」「プレビュー」「公開」という流れがあり、この順番を理解しておくことで安心して操作できます。
特に初心者のうちは、「いきなり公開されてしまったらどうしよう」と不安になるものです。
しかし、正しい手順を踏めば誤って公開してしまう心配はありません。
まずは下書き保存で安全に記事を残し、プレビューで見た目を確認し、最後に公開するというシンプルな流れです。
この記事では、タイトルや本文の入力、スラッグやカテゴリーなどの基本設定を整えながら、記事を公開するまでの手順を解説します。
Gutenbergを使った記事公開の基本を覚えて、安心してWordPressに記事を投稿できるようになりましょう。
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記事を公開するまでの全体の流れ
Gutenbergで記事を作成したら、公開までの基本的な流れは 「下書き → プレビュー → 公開」 です。
この3ステップを理解しておくと、安心して記事を作成・管理でき、「誤っていきなり公開されてしまった!」というトラブルも防げます。
画面左上のツールバーに「下書き保存」「プレビュー」「公開」のボタンがそれぞれあります。
下書き保存
記事作成の途中で作業を中断したい場合は、右上の 「下書き保存」 ボタンをクリックします。
下書きにすると記事はまだ公開されず、管理画面から再編集が可能です。これにより誤って未完成の記事を公開してしまう心配がありません。
WordPressはオンライン上で作業するため、ネット回線が途切れたり、PCがフリーズすると、自動保存されていないデータの場合、消えてしまう可能性があります。
こまめに保存するようにしましょう。
プレビュー

公開前に必ず確認したいのが 「プレビュー」 機能です。
文字の装飾や画像レイアウトが意図したとおりになっているかチェックする大切な段階です。
実際にサイト上でどのように表示されるかを確認できます。
デザイン崩れや見出しの階層、リンクの動作などもチェックしましょう。
公開
内容を最終確認したら「公開」を押して記事を正式に公開します。
公開範囲や公開日時を設定できるので、即時公開だけでなく予約投稿も可能です。
タイトルと本文を入力する
記事作成の第一歩は、タイトルと本文の入力です。Gutenbergではシンプルな操作で始められます。
タイトルを入力する

画面上部に表示される「タイトルを追加」という欄に記事のタイトルを入力します。
このタイトルは記事ページの見出しになるだけでなく、検索結果にも表示されるため、読者に伝わりやすい具体的な内容にすることが大切です。
エディターの「タイトルを追加」部分をクリックすると入力できます。
タイトルの文字サイズや色の調整は、記事作成画面ではできません。
スタイルや文字の大きさは、WordPressのテーマカスタマイズなどで行います。
タイトルは基本、色を変えたり、サイズ変更はしない方が良いです。デフォルト設定のままでOKです。
本文を入力する

タイトルの下にある大きなスペースが本文エリアです。
ここに文字を入力すると、自動的に「段落ブロック」として追加されます。
改行するごとに新しい段落ブロックが生成されるため、長い文章も整理して書けます。
また、入力中のブロックにカーソルを合わせると、上部にツールバーが表示されます。

ここから文字の太字、リンクの挿入、テキストの整列などの編集が可能です。
入力画面の部分に
- スラッシュ「/」を入力
- 「+」をクリック
すると、見出しや画像などブロックが選択できます。
記事の基本設定を整える
タイトルと本文を書いたら、記事を公開する前に「基本設定」を整えておきましょう。
スラッグ、カテゴリー、タグ、アイキャッチ画像といった要素は、記事の整理やSEOに直結します。
画面左のサイドバーにある「投稿」タブを開き、公開前に情報を整えます。
アイキャッチ画像の設定

記事のサムネイルとして使われるのがアイキャッチ画像です。
記事一覧やSNSでシェアされたときに表示され、視覚的に読者の興味を引きます。
本文の中の画像とは別に設定する必要があります。
スラッグ(URL)の設定

記事のURLの末尾部分を「スラッグ」と呼びます。
記事の内容を表す英単語を設定することで、検索エンジンにもわかりやすくなります。
例:https://example.com/gutenberg-guide
ここでは「gutenberg-guide」がスラッグです。
カテゴリー・タグの設定

記事を整理するために、カテゴリーとタグを設定します。
カテゴリーは大きな分類、タグは細かなキーワードとして活用すると効果的です。
これにより、ユーザーが関連記事を見つけやすくなります。
カテゴリーやタブはこの画面でも、新規追加できます。
公開して記事をサイトに反映する
下書きやプレビューで確認を終えたら、いよいよ記事を公開します。
公開操作を行うと、記事がWeb上に反映され、誰でもアクセスできるようになります。
公開ボタンを押す

画面右上にある 「公開」 ボタンをクリックすると、記事公開の確認画面が表示されます。
ここで設定を確認し、問題がなければ公開処理を進めます。
公開前に確認できる設定

公開前のモーダル画面では、次のような項目をチェックできます。
これらを確認してから「公開」ボタンを押せば、記事が正式に反映されます。
公開範囲 | 公開/非公開/パスワード保護 |
公開先 | 記事が正しく選択したカテゴリーに含まれているか |
まとめ|基本の流れを覚えれば記事作成はスムーズに
WordPressのGutenbergを使って記事を公開する流れは、基本的に 「下書き → プレビュー → 公開」 の3ステップです。
- タイトルと本文を入力し、スラッグやカテゴリー、アイキャッチ画像などの基本設定を整える
- 下書き保存で安心して作業を進める
- プレビューで実際の表示を確認する
- 公開範囲や公開日時を確認して「公開」ボタンを押す
この流れを一度体験すれば、次からは迷わず記事を作成して公開できるようになります。
誤って公開してしまう心配もなく、安心して記事作成を楽しめるはずです。
👉 次の記事では、さらに「よく使う基本ブロック」を紹介します。操作の幅を広げて、より魅力的な記事を作成していきましょう。