仕事やクリエイター活動などのためにGmailなどのフリーメールではなく、専用のメールアドレスを作成したい。
あなたがブログやサイトを開設するために独自ドメインを取得していれば、
(例)info@○○○.com
のようなメールアドレスを作成できます。
今回は、エックスサーバーでのメールアドレス作成方法について初心者にもわかりやすく解説していきます。
エックスサーバーの場合、作成できるメールアドレスの個数は無制限です。
また、Gmailでも独自ドメインで作成したメールアドレスの送受信は可能ですので、そちらの設定方法も解説していきます。
メールアドレスの作成方法
サーバーパネルのトップ画面のメニューにある「メール」から「メールアカウント設定」を選択します。
「ドメイン選択画面」の画面で、ドメインの一覧が表示されます。
メールアドレスを作成したいドメインの「選択する」をクリックします。
次に「メールアカウント追加」のタブを開きます。
メールアカウントの@の前の部分を入力します。
@の前の部分は変更できないので注意してください。
パスワードも設定し、最後に「確認画面へ進む」をクリックします。
登録内容の確認画面が表示されるので「追加する」をクリックします。
ドメインのメールアドレスの文字列
@より前の部分で使える文字や記号、文字数は以下の通りです。
文字 | 半角英数字 |
記号 | -(ハイフン)/.(ドット)」/_(アンダーバー) |
文字数 | 1文字~64文字 |
会社やサービスのメールアドレスでよく使われるのは
- info@
- contact@
- support@
目的別(サービスや求人)で作成してもいいですし、名前を入れる場合もあります。
ドメインのメールアドレスは長期に渡り使うものですので、基本的に長い文字列や覚えにくいものは避けましょう。
メールアドレスのパスワード変更や削除について
メールアドレス作成後に「パスワードを忘れた」「メールアドレスを削除したい」という時の対処法について説明します。
@の前の部分はメールアドレス作成後の変更はできません。
メールアドレスを削除し、新規で作成してください。
パスワードの変更
パスワードを変更したい場合は、
サーバーパネルのトップ画面のメニューにある「メール」→「メールアカウント設定」→「メールアカウント一覧」を開きます。
該当するメールアドレスの項目に、変更のボタンがあるので、こちらからパスワードを変更できます。
メールアドレスの削除
登録したメールアドレスを削除したい場合は、
サーバーパネルのトップ画面のメニューにある「メール」→「メールアカウント設定」→「メールアカウント一覧」を開きます。
削除したいメールアドレスの欄に削除ボタンがあるので、こちらから削除してください。
メールアドレスの使い方
この項目では作成したメールアドレスを使った、送信や受信をするためのサービスについての説明をします。
エックスサーバーでは専用のメールサービスも用意されていますし、OutlookやGmailでも利用することができます。
エックスサーバーのWebメールの使い方
Webメールは、メールソフトを使わずに、Webブラウザを使ってインターネット経由でアクセスできるメールサービスです。
エックスサーバーでもWebメールは用意されています。
先程ログインしたサーバーパネルではなく、Webメールのログイン画面を開きます。
メールアドレスとメールパスワードを入力しログインします。
すると「Webメールにログインする」という項目があるので、クリックすると受信箱が開きます。
メールの新規作成はもちろん、アドレス帳登録など基本的なメール機能がついています。
Gmailでメールの送受信ができるようにする方法
Gmailには「アカウントとインポート」機能があり、これを使うことで、Gmail以外のメールアドレスも使えるようになります。
※PCでの説明になります。
Gmailを開き、画面右上にある歯車のアイコンをクリックします。
「すべての設定を表示」をクリックし、設定画面を開きます。
上記タブから「アカウントとインポート」を選択し、「他のアカウントのメールを確認」の項目を探します。
「メールアカウントを追加する」をクリックします。
すると「メール アカウントの追加」の画面が開くので、登録したいメールアドレスを入力し、「次へ」をクリックします。
「メールアカウントの追加」が開くので、「他のアカウントからメールを読み込む(POP3)」を選択し「次へ」をクリックします。
次に以下の項目を入力します。
ユーザー名 | メールアドレス(@以降も全て入力) |
パスワード | メールアドレスのパスワード |
POPサーバー | 設定完了メールに記載されている「メールサーバー」を入力 「サーバー情報」に記載のホスト名「sv(数字).xserver.jp」と同じです。 |
ポート | 995 |
取得したメッセージのコピーをサーバーに残す | 他のメールソフトでも同じメールアドレスを利用する場合はチェックを入れる |
メールの取得にセキュリティで保護された接続(SSL)を使用する | チェックを入れる |
最後に「アカウントを追加」をクリックします。
以上で、メールを取得する設定は完了です。
さらに メールの送信もできるようにするか尋ねてくるので「はい」を選択し「次へ」をクリックします。
次にメール送信時に表示される名前を入力します。
「エイリアスとして扱います」のチェックは外して次のステップに進みます。
次に送信メールサーバーの設定を入力します。
SMTPサーバー | 設定完了メールに記載されている「メールサーバー」を入力 「サーバー情報」に記載のホスト名「sv(数字).xserver.jp」と同じです。 |
ユーザー名 | メールアドレス(@以降も全て入力) |
パスワード | メールアドレスのパスワード |
ポート | 465 |
SSLを使用したセキュリティで保護された接続 | チェックを入れる |
最後に「アカウントを追加」をクリックします。
確認リンクを記載したメールが、登録したメールアドレス宛に届きます。
(エックスサーバーのwebメールで確認しましょう)
英文ですが、記載されているURLを開きます。
すると確認画面が表示されるので「確認」をクリックします。
「確認が完了しました」と表示されたら設定は以上で終わりです。