デザインを簡単に、そして美しく作成できるツールとして人気のCanva。
しかし、多くの機能を持つこのツールを使いこなすためには、基本的な操作方法を理解することが重要です。
この記事では、Canvaの基本的な使い方をブラウザ上で説明します。
アカウントの作成から始まり、プロジェクトの作成手順やデザインの保存方法、さらには便利な機能の活用方法まで、ステップバイステップで解説していきます。
サイズを選ぶ
ログインすると、Canvaのホーム画面が表示されます。
ホーム画面では、既存のプロジェクトにアクセスしたり、新しいプロジェクトを開始したりできます。
各種テンプレートがカテゴリごとに並んでおり、簡単に目的に合ったテンプレートを探したり、最近使用したデザインを選んだりと、効率的に作業を進めることもできます。
早速デザインを始めるために、まずはサイズから選びます。
新しいプロジェクトを作成するには、ホーム画面の作りたいコンテンツのアイコンで選ぶか、「A4」など目的がある場合は検索窓にテキストを入力します。
また、「こちらも試してみませんか」という項目から選んでもOKです。
テンプレートから作成する
Canvaには多くのテンプレートが用意されており、目的に合わせたテンプレートを選ぶことで、デザイン作業がスムーズに進みます。
例えば、ソーシャルメディアの投稿、プレゼンテーション、ポスターなど、さまざまな用途に応じたテンプレートがあります。
テンプレートを選ぶ際は、デザインのスタイルや配色にも注意し、自分のブランドやプロジェクトに最適なものを選びましょう。
各用途には、白紙のデザインも用意されているので、それを選べば1からデザインできます。
カスタムサイズで作成する
テンプレートにないサイズのデザインを作成する場合、カスタムサイズを設定することができます。
ホーム画面の「カスタムサイズ」をクリックし、必要な幅と高さを入力するだけで、独自のサイズのキャンバスが作成されます。
この機能を使うことで、特定のサイズに合わせたデザインを簡単に作成できます。
画像の追加方法
エディター画面では、左側のツールバーから画像やテキストを追加できます。
素材やアップロードデータは、使いたいものをクリックすると、中央のキャンパスに表示されます。
カーソルで場所移動したり、縮小・拡大、色の変更などが行えます。
素材を探す
画面左のメニューにある「素材」をクリックすると、素材を選んだり、探したりすることができます。
素材とは「写真」「グラフィック」「図形」などで、Canvaの編集でもよく使う項目です。
例えば検索で「クリスマス」と入力し、検索するとクリスマスに関連する絵や写真が表示されます。
画像をアップロードする
自分で用意した画像や動画、音源を追加するには、「アップロード」タブをクリックしてアップロードします。
Googleドライブや、Dropbox、SNSのアカウントを紐づけることもできます。
テキストの挿入
テキストを追加する場合は、「テキスト」タブを選び、「テキストボックスを追加」をクリックすると、エディターにテキストを入力できるようになります。
フォントを変更するには、テキストボックスを選択し、上部のフォントメニューから好きなフォントを選びます。
画面上段には、フォントサイズや強調、中央寄せなどのツールもあります。
カラーの変更も図形などと同様に、カラーピッカーから希望の色を選択できます。
デザインの共有・ダウンロード
デザインを他の人と共有する場合は、「共有」ボタンをクリックし、リンクを生成して送信するか、直接メールで送信することができます。
また、ソーシャルメディアに直接投稿することも可能です。
ダウンロードする場合は、「ダウンロード」の項目があるのでクリックします。
「ファイルの種類」から、希望のファイル形式を選んで「ダウンロード」をクリックします。
Canvaでダウンロードできるファイル形式
- JPG
- PNG
- SVG
- PDF(標準)
- PDF(印刷)
- GIF
- MP4
など
背景透過のPNG画像や、カラーモードCMYKでのダウンロードは、Canva有料プランでのみ、ダウンロードできます。
まとめ
Canvaの基本操作からデザイン作成方法、便利な機能までを詳しく説明しました。
ブラウザ上で手軽に使えるCanvaは、多彩な機能と使いやすさが魅力です。
アカウント作成から始めて、テンプレート選びやカスタムサイズの設定、画像やテキストの追加、フォントやカラーの変更、アニメーションの追加など、多岐にわたる機能を活用して、自分だけのデザインを作り上げましょう。
これらの基本操作をマスターすることで、Canvaを最大限に活用し、効果的なデザインを簡単に作成できるようになります。